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甲斐犬の瞳に映っているのは、ご主人様だけ!
こんなに一途に思ってくれるのは日本犬ならではの特徴です。

2011年6月18日生 2008年10月2日生
黒虎 黒虎
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甲斐犬

| 人気犬種の特徴, 甲斐犬 |

甲斐犬(かいけん)は、山梨県原産のイヌの品種(「甲斐」は山梨県の旧国名「甲斐国」のこと)。
日本犬種の1つで、昭和4年(1929年)に当時甲府地検に赴任した安達太助が発見し、昭和6年(1931年)に「甲斐日本犬愛護会」=後の甲斐犬愛護会(かいけんあいごかい)=を創立、昭和7年(1932年)日本犬保存会の初代会長斎藤弘吉、獣医師の小林承吉等が中巨摩郡芦安村(現南アルプス市)や西山村、奈良田村(現南巨摩郡早川町)に群生していた立耳の甲斐地犬を調査し、「飼い犬」(かいいぬ)と間違えないように「甲斐犬(かいけん)」と命名、保存活動を開始した。

昭和9年(1934年)、秋田犬に次いで天然記念物に指定された。

形態

毛色は黒虎毛と中虎毛と赤虎毛とに分かれる。黒一枚に見える個体も多いが、年齢を重ねるに従って虎毛がはっきりしてくることもある。虎毛は山野で狩りをするときの保護色である。
虎毛部分の色がビール瓶色のような茶褐色で、縞のある虎毛を特徴とするため、「甲斐虎毛犬(かいとらげいぬ)」の別名をもつ(一般的なブリンドルの毛色とは異なる)。
※昨今黒っぽい甲斐犬が多数存在し、甲斐犬愛護会の展覧会では上位にも入賞している。
まれに先祖がえりで雪甲斐犬と呼ばれるカラーの白が生まれることがある。(雪甲斐犬という呼称はある個人が勝手に付けたもので意味を持たない)
日本犬種のなかでは中型と小型のあいだの大きさである。
また、狩猟の用途や、原産地、または体型等により、「鹿犬型」(鹿型犬)と「猪犬型」(猪型犬)のタイプがあるが、その区別はあまり明確でない。
体高は、オスは48cm前後、メスは45cm前後である。
太く長い毛と、細くてやわらかい短毛が密集している。尾は差し尾、または巻尾で舌斑をもつ個体も多い。耳は他の日本犬と比較して、やや大きい。
シカ型は鹿を追っていたとされ、細身で体が長めで、岩場に適応して垂直に飛び上がる力に優れている。
イノシシ型は猪を追っていたとされ、胴は短め、体も太めで、真っすぐに突き進む力に優れている。
非常に知性が高く、一説では旧日本軍において軍犬として飼育を試みたところ、ジャーマンシェパードの半分の時間ですべての課程を習得したといわれている。 しかし、それらの犬は子犬からの飼育ではなかったため、「一代一主」の甲斐犬は軍関係者を新しい主とは認めず、すべてが脱走してしまい計画は頓挫した。
いずれも気性が比較的荒く、日本犬本来の素朴で野性味にあふれた犬である。
甲斐犬の評価ポイントは、三角形の肉厚な耳の角度、三角目の形、尾っぽの巻き方、足の開き方のバランス、跳節の角度などがある。

特性

北海道犬など他の日本犬に似た遺伝子構成を持つ。
寒暖の差の大きい盆地風土に適した敏捷な犬。疾走する様はあたかも弾丸のようである。
元来、山梨県南アルプスの山岳地帯でイノシシやカモシカ、などの獣猟、キジなどの鳥猟や、小動物の五目猟、それに伴う諸作業に使用されていた。甲斐犬は気性が荒い等のため、グループ猟より一銃一狗の単独猟でこそ、この犬種の猟性能が発揮されるという。
「気性が荒い・攻撃的」という本来の性格、また野趣あふれるその風貌からも「甲斐犬の飼育は難しい」というイメージが強い。しかし、甲斐犬飼育の権威と言われた柳沢琢郎は「いかに優れた血でも人を咬む犬の血は残すべきではない。」との信念から、所有犬が総理大臣杯を獲得したにもかかわらず、咬癖があったため血を残さなかった。今では同氏の尽力により、「気性が荒い」といわれる無意味な攻撃的血統はほぼ淘汰されており、しつけをきちんと行えば猟犬としてはもちろん、すぐれた家庭犬として能力を発揮して現在は番犬や家庭犬として広く飼育されている。しつけを誤れば危険であることは他犬種とて同じことである。
山岳地帯での激しい狩猟に耐えうる体力や、ガレ場で鍛えられた独特の飛節を持つ。
飼い主以外の人間には心を開かず、唯一人の飼い主に一生忠誠をつくすことから一代一主の犬とも評される。
2006年から山梨県のサッカーJリーグ2部(J2)クラブ、ヴァンフォーレ甲府のマスコットとなったヴァンくんとフォーレちゃんのモデルである。
2010年山梨県の観光PRマスコットいわゆる「ゆるキャラ」として甲斐犬の着ぐるみ『武田菱丸(通称ひし丸)』が登場した。
絶滅種の「高安犬」も甲斐犬がルーツだとされている。

【ウィキペディア フリー百科事典 最終更新 2012年7月14日 (土)】

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